【5歳】友達の輪に入れない・保育園に行きたくない…人見知りのわが子に親ができること
「保育園に行きたくない」
ある朝、5歳の長男がそう言いました。
熱を測ると36.9℃。少し体が温かい気もしましたが、ご飯は普通に食べるし、おもちゃでも遊ぶ。いつも通りよくしゃべっています。
「とりあえず行って、しんどかったら帰ってこようか」と言ってみても、長男は「行きたくない」と言います。
最初は体調が悪いのかな?と思っていました。
でも話を聞いていると、長男から「友達と遊べない」という言葉が出てきました。
「友達と遊べない」と言った長男
「友達と遊びたいのに遊べないの?」と聞いてみると、今度は「遊びたくない」と言います。
どっちなんだろう?とも思いましたが、5歳の子が自分の気持ちを全部整理して説明するのは難しいですよね。
本当は一緒に遊びたいけれど輪に入れないのかもしれない。どうやって声をかけたらいいのか分からないのかもしれない。もちろん、本当に一人で遊びたいときもあるのかもしれません。
実は、親として少し思い当たることもありました。
最近、保育園へ迎えに行ったとき、長男が一人でいるように見えることが何度かあったんです。
長男はもともと人見知り。育て方が原因なの?
長男はもともと人見知りで、知らない子の中へ自分からどんどん入っていくタイプではありません。
これまでは「そういう性格なんだろうな」と思っていました。
でも「友達と遊べない」と言われると、急に不安になります。
「生まれつきの性格なのかな?」
「僕たちの育て方も関係しているのかな?」
そんなことまで考えました。
ただ、人見知りや慎重さには子どもそれぞれの気質があります。
大人でも、大人数の輪にすぐ入れる人もいれば、慣れるまで時間が必要な人もいますよね。
だから「人見知り=親の育て方が悪かった」と考える必要はないと思うようになりました。
無理に「誰とでもすぐ仲良くできる子」にする必要もありません。
それよりも、「一緒に遊びたいと思ったときに、自分から一歩踏み出せる」ように少しずつ手助けしてあげたいと思っています。
下の子に構いすぎて、家でも寂しかった?
今回、もう一つ気になったことがあります。
わが家には長男の下に2人の子どもがいます。
下の子たちはまだ手がかかるので、ご飯、着替え、抱っこなど、どうしても親が対応する時間が多くなります。
一方で5歳の長男は、自分でできることがかなり増えました。
知らず知らずのうちに「お兄ちゃんは一人でできるから大丈夫」となっていなかったかな。
保育園だけでなく、家でも少し寂しい思いをしていなかったかな。
今回の登園しぶりと関係しているかは分かりません。でも、親としてできることはありそうです。
長男だけと過ごす時間も作ってみる
これから意識したいのが、長男と親だけで過ごす時間です。
何時間も特別なお出かけをする必要はなく、10分でもいいと思っています。
一緒に遊ぶ、お風呂に入る、ちょっと出かける。
そして長男と話しているときに下の子が来ても、毎回長男に「ちょっと待って」と言うのではなく、時には下の子に「今はお兄ちゃんと話してるから少し待ってね」と言ってみる。
友達の輪に入る方法を家で練習してみる
人見知りそのものを直す必要はないと思っています。
ただ、もし長男が「一緒に遊びたいけれど、どうすればいいか分からない」のであれば、方法を教えてあげることはできます。
例えば家で遊んでいるときに、
「パパと弟が遊んでいます。一緒に遊びたいときはどうする?」
と簡単な練習をしてみる。
「いれて」と言えたら、「いいよ!一緒に遊ぼう」と返す。
大人からすると簡単な一言ですが、輪に入るのが苦手な子にとっては、その一言を言うこと自体に勇気が必要なのかもしれません。
性格を変えるのではなく、困ったときに使える方法を一つずつ増やしてあげるというイメージでやってみようと思います。
保育園の先生にも様子を聞いてみる
そして、親から見える姿だけで判断しないことも大切だと思っています。
送り迎えで園の様子を見られるのは、ほんのわずかな時間です。
迎えに行った瞬間に一人だったからといって、一日中一人だったとは限りません。
そこで先生には、
「最近、本人が『友達と遊べない』と言うことがありました。もともと自分から輪に入るのが得意ではないので、園ではどんな様子でしょうか?」
と聞いてみようと思います。
普通に友達と遊べているなら安心できますし、本当に輪に入りづらそうなら先生にも少しサポートしてもらえるかもしれません。
小学校まであと2年。今できることを少しずつ
長男はあと2年ほどで小学生になります。
今回のことで、「小学校で友達ができなかったらどうしよう」「一人になってしまったらどうしよう」と不安になりました。
でも、小学校に入るまでに「誰とでも仲良くできる子」になる必要はないと思っています。
友達がたくさんいなくてもいい。一人で遊びたい日があってもいい。
ただ、遊びたいと思ったときに「いれて」と言える。
困ったときに「困っている」と先生や親に言える。
そして、家に帰ってきたら安心できる。
まずはそんな環境を作ってあげたいと思っています。
親もすぐに答えを出さなくていい
今回の「保育園に行きたくない」が、友達との関係だったのか、体調だったのか、それともたまたまそんな気分だったのか。
正直、まだ分かりません。
だから「もっと友達と遊びなさい」と急いで解決するのではなく、しばらく長男の様子を見ていこうと思います。
先生に園での様子を聞く。
長男と二人で過ごす時間を少し増やす。
友達と遊びたいときの声のかけ方を一緒に練習してみる。
そして何より、「パパとママはちゃんとあなたのことを見ているよ」ということを伝えていきたいです。
同じように「うちの子、友達の輪に入れないな」「保育園で一人になっていないかな」と悩んでいる方もいると思います。
僕もまだ答えは分かりません。
だからこそ、焦って性格を変えようとするのではなく、長男の気持ちを聞きながら、できることを一つずつ試していこうと思います。
※この記事は、わが家での体験をもとに親として考えたことをまとめたものです。登園を強く嫌がる状態が続く、子どもの様子が大きく変わったなど気になることがある場合は、園の先生や専門機関などにも相談しながら対応することが大切だと考えています。





